世界で報告されている新型コロナウィルス感染者は
現在ではその数約300万人。
死亡者数は20万人をゆうに超える。
更にはまだまだ感染が広がる余地が多い
国や都市が数多くある中で
既にインドやロシアのように
急上昇し始めてしまった国もあり
いち早い治療薬やワクチンの開発が待たれる。
そんな中新型コロナウィルスの治療薬として
世界で初めての治療薬承認を受ける予定なのが
レムデシビルという薬である。
この薬、アメリカの製薬会社で
社名はギリアド・サイエンシズ
実はこのレムデシビルという薬は
新型コロナ用の治療薬として開発された訳でなく
そもそもはエボラ出血熱の治療目的で
開発されたもの。
それを新型コロナウィルスの治療薬として
使用可能か臨床試験を行った結果
効果が発揮されたというので
その効果がアメリカで認められれば
その認証実績を根拠に
日本でも特例で早急に認可される可能性があり
それを示唆してのこの度のニュースなのである。
ただ先日WHOが誤って発表したとされる
レムデシビルの試験はは失敗だったという発表。
まあ中国寄りとされるWHOが本当なら
敵対するアメリカの製薬会社で
失敗とするのはまあ当然のこと。
とはいえその内容は素人には理解不能(^^;
さておきこの新型コロナ治療薬候補のレムデシビル、
そのWHOが発表した数字だけを見ると
レムデシビルを投与したほうが死亡率が高い。。
えっ、それって駄目じゃん?!
そう思ってしまう。
が、現在発表されているのは
WHOのそれではなく別のもの。
どうやら、日本やアメリカ、
ヨーロッパ、カナダで投与された
全58症例のうち36例が改善したらしい
まあ約68%になるらしいが。
でもこの58例って少なすぎじゃね❓
まあ素人的には、であるが。
ともあれそんな訳で恐らくはアメリカの薬
ほぼ間違いなく承認に至るのではないかと思う。。
だがここで心配になるのが新薬なので
未知数となる副作用。
実はこれまた別の治験かなぁ?
53人の治験対象者のうち
肝臓の損傷を認められた人が
53人中12人、割合にして23%
これを含めて何らかの副作用があった
患者数は53人中32人、全体の6割に上るらしい。
正直決して少ないとはお世辞にも言えない割合。
でも重症化する割合、いや死亡率が高いと考えれば
天秤にかけるべきものでは無いのかもしれないが。
ただそんな新型コロナ治療薬、
日本のアビガンは一体どうなってるのか?
実は例の沖縄から帰って新型コロナ感染が
発覚してしまった石田純一さん。
その後は無事回復して現在療養中らしいが、
その回復のきっかけとなったのが
アビガンかもしれないらしい。
まあ証明はできないものの
アビガンの大量投与を2回?
その結果熱が下がって回復との事。
ちなみにこのアビガン、認証はまだだが
簡単にに見積もって日本人感染者の
約2割には投与されているんじゃないかなと思う。
実際の数字は2000らしいが
何にしても富山の死亡者例以外には
投与したとの公表がないのがもどかしい。
個人的にはもし私が感染してしまったら
選択権が与えられたら
迷わず『アビガン』というであろう(^^;